
ひこざには多くのボランティアの学生さんから、小学4年生から中学3年生までの学習支援で協力をいただいております。
第1回目はお国の絵文字で「ひこざ」と描いてもらった代莉さんに投稿していただきました。
第1回目はお国の絵文字で「ひこざ」と描いてもらった代莉さんに投稿していただきました。

2014年3月末日本に参りました。現在は院生二年生です。日本に来て先生をはじめ、お隣さん、アルバイトの方々、町の知らない人、いろんな日本人の方から助けてもらいました。日本人の方はすごく親切で、いい人だと思い、何か自分も恩返しできないかなぁとずっと思っていました。昨年の11月頃、「埼大交流ひろば」で「ひこざのボランティア募集」のチラシを見ました。多くの日本人と交流できるし、自分の強み(英語)も使えるし、さらに、場所が家に近いので、一番合うボランティアだと思って、ひこざに入りました。
最初、英語文法が完璧であれば教えられると思いましたが、実際に教えるとテキストよりもコミュニケーションの方が大切であることがわかりました。自分はいろいろ日本語の足りないところがあり、また、同じバックグランドではないので、アイドルとか学校生活とかいろいろわからないところがあって、どうすればみなさんと楽しく会話できるのかが悩みでした。今でも悩んでいます。

それにしても、ひこざで教えながら自分もいろいろ勉強して成長しています。週一回しかひこざに来られませんが、それでも私と日本人のみなさんとコミュニケーションする一番大切な時間です。
英語、そして今は数学も教えています。教えながら、母国のこと、自分が知っている面白いことを子供にはなします。少しでも、子供たちに外国のことを知ってもらえば嬉しいです。世界は大きい、いろんな人が生活しています。自分が当たり前だと思う世界はほかの人にとって斬新なものかもしれません。自分は子供たちが世界に飛ぶ入り口になりたいです。
自分ができることは少ないですが、コツコツと頑張りたいです。どうぞよろしくお願いいたします。 「ひこざらす。」代莉記